精神科医で放送作家でベーシストのばんどうです
「だが、情熱はある」をみた
妬み嫉みを燃料にして生きてる南海キャンディーズの山里。なかなか売れずひたすら捻くれていくオードリー若林
自意識過剰な二人の人生を対比して物語がすすんでいく・・・
こーいう熱いドラマを見ると燃えてしまうのだが、すぐに自分には無理なんだと思い、落ち込んでしまう
自分も何かに勝たなければ!!うおらぁあああああ!!!(一時的になにかを頑張る)
でも結局は・・・・俺って何にも勝ててないじゃないか・・・
精神科医も放送作家も音楽も、何もかも中途半端じゃないか・・・
てな具合にである
そんな落ち込みモードの中「だが、情熱はある」の視聴を続けていると、こんなシーンが流れてきた
以下、ドラマの1シーン
ある日若林が帰ると、親父が母親と喧嘩している声が聞こえる。いつもどおり都合が悪くなり、車のなかに逃げる親父
親父は若林と目が合い、ちょいちょいと手でこっちに来いとジェスチャーする
嫌そうに車にのる若林
若林「また仕事やめたの?」
親父「・・・」
若林「父さんさ自分で難しいほう選んでない?」
親父「・・・だれがいってんだよ。簡単に生きてちゃつまんねぇだよ人生なんて」
「だからって何がしたいんだって言われるとわかんないけど・・・
「戦ってたいんだよ俺は」
「言っちまえば勝ちでも負けでもどっちでもいいんだよ」
「ということで俺、北海道いくことにしたから」
若林「!?」
「都会は俺の居場所じゃないみたいだ。北海道で稼いでくる。母さん怒ってた」
若林「でしょうね」
親父「でもついて来てくれるって」
これだ!!!と思った。俺も戦い続けたいんだ
同じ環境で同じことをやっていられない性分なんだ
結果なんてどうでもいい。戦い続けることが重要なんだ!!!
この時の落ち込んだ僕にはどうやら、このシーンがエンタメの処方箋になったようだった
(このドラマのせいで落ち込んだのだが)
こらからも若林の親父のように、ブレブレでも戦い続けていこうと思う
まだ、ドラマの余韻冷めやまぬ。