みうらじゅんになるために、板東矩尺に改名した

僕は今日から板東矩尺(かねじゃく)という芸名で活動することに決めた。矩尺(かねじゃく)というのは上の写真の特殊な定規の事を言う

なぜ芸名を決めたのかというと、それがみうらじゅんになるための第一歩だと確信したからだ

今回はその意味不明な確信にいたるまでの過程を書き綴ろうと思う

前回のブログ記事「みうらじゅんになりたい。なぜ?」では

僕がなぜここまでみうらじゅんに惹かれるのかを考察した

僕は、みうらじゅんのようにマイブームに没頭して、人生を楽しみたいのである

さて、ではどうすればみうらじゅんになれるのか

考えてもイメージがわかない

みうらじゅんを目指そうにも、レジェンドがすぎるし、天竺くらい遠い目的地に思える

まずは長期目標よりも短期目標を設定した方が良いだろう

ポケモンで例えるなら、ヒトカゲだっていきなりリザードンにはなれないのである

では僕にとっての短期目標、いわゆるリザードにあたるは人物は誰なのか。まずはそれを考えてみた

しかし・・・・・全く思い浮かばない

「令和のみうらじゅん」と検索しても明確な人物はみつからない

ChatGPTに聞いても、私のデータベースにはありませんときた

(うまく使えない人の方が頭が悪いみたいな雰囲気がでてきているChatGPT、僕はうまく使えていない)

ではみうらじゅんのような人たち(他にいとうせいこうやリリーフランキー)は一体どういう特徴を持っているのかを改めて考えてみた

するとある共通点に気づいた

それは・・・・執筆能力だ!!

彼らはみな、ライターとしての能力に長けているのだ。それでいて他にそれなりの肩書きを持っている

みうらじゅんであれば、イラストレーターであり、「人生エロエロ」という週刊文集の連載を持っておいるし、多数著作を残している

いとうせいこうは、日本語ラップの先駆者、ミュージシャンでありながら、エッセイや小説が評価されている。もちろん著作も多数だ

リリーフランキーに関しても、言わずもがなである

では令和の「みうらじゅん」に値する、ライティング能力+〇〇の文化人はいるのだろうか

調べてもあまりでてこないし、正直いって調べ方がわからない・・・

暗中模索しているうちに「みうらじゅん」「いとうせいこう」と対談経験のある人物を見つけた

それらしき文化人が浮かび上がってきたのである

それが以下の二人だ

武田砂鉄

武田砂鉄さんはフリーライターがメインの仕事であり、独特な視点で、様々な著書を出版している

その一方、2023年4月より武田砂鉄のプレ金ナイトにて、ラジオパーソナリティとしても活躍している

すなわち ライター + ラジオパーソナリティ で

僕の理論では、みうらじゅんに近い人物にあたる

武田砂鉄のプレ金ナイトの第1回目放送にて、みうらじゅんをゲストに迎えて対談しており

みうらじゅんの代表作である「アウトドア般若心経」のことはもちろん

「sinceブーム」「老いるショック」や「それがいいんじゃない」などのみうらじゅん語録にも精通しており、みうらじゅんへの造形が深いようであった

なるほど、これはみうらじゅんに近い存在なのかもしれない

星野概念

精神科医など と謳っている星野概念さんは、精神科医であり、ミュージシャンである。ちらほらラジオにも出演している

そしてなんといっても彼は、いとうせいこうと共著で「ラブという薬」という本をだしている

いとうせいこうが在籍するバンド 口ロロ(くちろろ)のサポートギタリストとして参加したのをきっかけに、いとうせいこうから「星野君の診察を受けたい!!」と声をかけたそうだ

いとうせいこうが星野概念のカウンセリングに通い、その様子が本になっている

単純に読み物としてもおもしろいし、気軽に精神科にかかろうと思うきっかけにもなる、素敵な本だと思う

もちろんその他にも多数著書を出版している

すなわち彼も ライター + 精神科医、ミュージシャン で

僕の理論上、みうらじゅんに近い人物にあたる

なるほど、彼らが僕にとってのリザードなのかもしれない

(かなりレベルを上げる必要がありそうだが・・・)

リザードになるには

そしてそしてだ、みうらじゅんイズムを持っているこの二人には、ある共通点があることに気づいた。

それは・・・・

名前に古めかしい単語が入っているのである

「武田砂鉄」「星野概念

とても文化的な薫りがしてかっこいい!!

今はなきキングオブ文化番組、タモリ倶楽部に準レギュラーで出演していてもおかしくない名前だ

そこでだ

形から入るのがとても好きな僕は、リザードに近づくために、自分の芸名を考えることにした

書く能力を磨くとか、語彙力を磨くとか、本をたくさん読むとかではない

小手先の小手先から僕は入ることが多い。でもそれで良いのだ

みうらじゅんの言葉をかりると「そこがいんじゃない!!」だ

さて

僕の下の名前には矩という字が使われいる

下の名前には「宇宙の物差し」という由来がある

宇宙の規律を測る そういった意味である

たいそうな名前をつけてくれたものだが、僕はとても気に入っている

この「矩」という字は

どうやら矩尺(かねじゃく)という、大工さんが使う直角に折れ曲がった形の金属製の物さしの名称にも使われている字のようだ

矩尺の存在を、自分の名前の漢字を調べてるうちに初めて知ったのだが

体に稲妻が走った。これを芸名にいれることにした

今日から俺は、板東矩尺(ばんどう かねじゃく)だ!!

「砂鉄」のような物の名前がはいることで、一気に文化的な薫りがしてくるではないか

「板東矩尺」

何かを測っていく番人みたいで非常にかっこいい

調子に乗りついでに、こんな考えも僕の頭に着想した

人生というのは、自分を測っていくものだと思う

でもこれまでは、いわゆる社会の物差しの中で、良しとされるものに取り組んできた

これからはもっと自分の物差し自分の矩尺で、自分自身を測っていこうじゃないか

これが好きだとか嫌いとか、これが意外と得意だとか

自分がどんな人間なのか、向き合いながら、自分をもっと測っていこう

そして自分だけのマイブームを見つけて、幸せな人生を歩むのだ!!

調子に乗っている時は、くだらない考えがどんどん頭に着想し、お手頃に自分に酔いしれることができる

ライター力がupしたわけでもないのに、芸名を考えただけでこんな気持ちになれるとは

形から入るというのもなかなか良いものである

そんな事を書き綴っていたら、仕事の時間がきてしまった

とりあえず今日のところは精神科医としてがんばろうと思う

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